ある過去の空間のエネルギーに触れる 出口王仁三郎 氏ほか
![](https://record-music.com/wp-content/uploads/2021/04/6004-blog-onban.jpg)
加工なしにて録音されたもの・・・ は、
その場に流れていた“空気そのもの”であり、
時間そのものを収めたものという感じでしょうか。
出口王仁三郎 氏ほか2名の声の録音も、
まだマスター音源に磁気テープを使う前のものであり、
編集加工されずに、そのまま収められた
当SP盤そのものが、マスター・テープに匹敵するものなのです。
![](https://record-music.com/wp-content/uploads/2021/04/6004-blog-label.jpg)
これらの録音に私が感じる価値は、
その声を収めた時点での空気・・・ つまり音の振動、
その場所のエネルギーと表現したらよいでしょうか。
雑音まじりではありますが、聴こえて来る彼らの、
吹込みをした時の、そのままの空気(思念)が
収められているのです。
ただ、念のために申し上げておきますが、私は
どこの宗教にも入信しておりません(苦笑)
ですから、この録音の価値感は
上記に書かせていただいておりますように、
その時間と場所のエネルギーと、歴史的、
芸術的な価値の面で、評価をさせていただいております。
自分が生きて行く上で、良い芸術に接したり、
前向きになるための学問を含めた、
それら全てのものに触れて行きたいと考え、
その「お裾分け」というか、現在ふうに言えば
「共有」をさせていただきたい・・・
という思いから、復刻をさせていただいています。
これら10トラックの中でも、
森松枝 氏が三味線とともに唄われている
『言霊の幸』は、熱燗の日本酒を味わいながら
鑑賞すると、いいムードのひとときが楽しめます(笑)
『言霊の遺響』温故知新 ヴィンテージ・ヴォイス(XL-6004)から
(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)![](https://record-music.com/wp-content/uploads/2021/04/6004-kaitei2.jpeg)
これは2018年1月に以前のブログに掲載した記事です。