ある過去の空間のエネルギーに触れる 出口王仁三郎 氏ほか

加工なしにて録音されたもの・・・ は、
その場に流れていた“空気そのもの”であり、
時間そのものを収めたものという感じでしょうか。

出口王仁三郎 氏ほか2名の声の録音も、
まだマスター音源に磁気テープを使う前のものであり、
編集加工されずに、そのまま収められた
当SP盤そのものが、マスター・テープに匹敵するものなのです。

これらの録音に私が感じる価値は、
その声を収めた時点での空気・・・ つまり音の振動、
その場所のエネルギーと表現したらよいでしょうか。

雑音まじりではありますが、聴こえて来る彼らの、
吹込みをした時の、そのままの空気(思念)が
収められているのです。

ただ、念のために申し上げておきますが、私は
どこの宗教にも入信しておりません(苦笑)

ですから、この録音の価値感は
上記に書かせていただいておりますように、
その時間と場所のエネルギーと、歴史的、
芸術的な価値の面で、評価をさせていただいております。

自分が生きて行く上で、良い芸術に接したり、
前向きになるための学問を含めた、
それら全てのものに触れて行きたいと考え、
その「お裾分け」というか、現在ふうに言えば
「共有」をさせていただきたい・・・
という思いから、復刻をさせていただいています。

これら10トラックの中でも、
森松枝 氏が三味線とともに唄われている
『言霊の幸』は、熱燗の日本酒を味わいながら
鑑賞すると、いいムードのひとときが楽しめます(笑)

『言霊の遺響』温故知新 ヴィンテージ・ヴォイス(XL-6004)から

(再生ボタンを押すと音声ファイルを読み込みます。音質は製品と同じではありません。)

これは2018年1月に以前のブログに掲載した記事です。