フランキー・ライモンの『恋は曲者』オリジナル盤

オールディーズといっても、ムード・ミュージックと同じくして
特に決まった定義がある訳でもないらしい・・・ 
中古レコード屋を見て回るようになった頃から、
既に店で「オールディーズ」と書かれたコーナーを見ていて
おおよそ1960年代中頃から前の洋楽のポップスの
レコードがありましたし、ラジオでもオールディーズ番組や
企画の特集でも、そんな音楽が流れていましたね(笑)
アメリカ映画の『アメリカン・グラフィティー』(1973年製作)の
LP2枚組のサントラ、そして深夜にテレビでやっていた
実際の映画でも、1950~60年代までのロックン・ロールや
ポップスを取り上げていましたので、一般的には、それらを指していると
解釈しております。

日本で当時発売されたドーナツ盤には、それぞれオリジナルの絵柄の
ジャケットが付属していて、それはそれで当時感があって楽しいものの、
音質は海外のオリジナル原盤と比べてしまうと、何とも悪く・・・ 
何だか気が付けば研究用にと両方買っていたり、海外盤でも
同じ曲なのにレーベルが違ったり、テイクが違ったり、まぁ追い求めれば
きりがない世界でもありますが、リアルタイム世代でなくとも
言葉の語源ともされる「Oldies But Goodies(古くても良い音楽)」
のように、良い作品で溢れているジャンルでもあります(笑)

写真のドーナツ盤(アメリカのオリジナル原盤)は、
1956年2月に発売された
フランキー・ライモン&ティーンエイジャーズの
『恋は曲者』
という曲です。これは高校生の時にラジオ番組の
オールディーズ特集で聴いて気に入り、録っていたカセットテープを
何度も聴いて、はまりました(笑)
番組中に解説はなく、何曲か、まとめてかけた後に、
ただ曲名をアナウンスするだけのスタイルだったので、
私はてっきり女性のヴォーカルだと思っていたのですが、
何と13歳の少年だったんですね(笑)
後に中古レコードを探し出してから知りました。
1981年にダイアナ・ロスほかも、カバーしていますが、
作者のフランキー・ライモンのは特に素晴らしいです!

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