主演の江原真二郎 氏による挨拶と歌の吹き込み

SP盤(エス・ピー・バン)とは、
まだドーナツ盤もLP盤も誕生していない時代からあるレコードです。
多くは78回転ですが、古いものには80回転や76回転などの
多少の差をつけたものもあります。
記録盤(音溝が彫れるように柔らかく出来たレコード盤状のもの)に直接、
リアルタイムで音を刻んで行く録音形式のため、
磁気テープのように編集や加工ができず、真剣勝負の「一発録り」になり、
SP盤そのものが、マスター音源と同じ意味のものになります。
録り直しの出来ない一発勝負の録音ですから、吹込みの終わりの方で、
言い間違えたりして失敗してしまうと、また最初から録り直さなければ
ならないために、集中力を要した熱い吹込みになっていると言われています。

編集の出来る磁気テープ録音をマスター音源にするようになってからも、
SP盤は作られておりますが、その時代の多くには
ドーナツ盤と合わせて出ていることも多く、あまり価値はないかも知れません。
しかしながら、磁気テープによる録音が主流であっても、
SP盤しか媒体が無いものについては貴重かも知れませんね・・・

江原真二郎 氏の直筆サイン入り

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