録音は、いつから古いものと解釈するか? 大正時代からの音声ドキュメント

『軍艦生活の朝』(2枚組)今と違って、右から読みます。

どのくらいの時間が経った録音なら
「古いもの」として、感じられるでしょうか?

インカ帝国の末裔とされた
イマ・スマックが「うふふ・・・」と
笑っている録音は、20年前、あるいは40年前、
それとも、60年以上も前の声なのか・・・ 
20年なら新しくて、60年なら古いと思われるか、
それとも思われないか。
大正時代となると、既に90年以上もの年月が
経っているので、古いという実感もない?かも知れず、
結局は「人により」という感覚になるでしょうか。

1950年代のフランスのドキュメント映画に、
潜水艦で深海に潜って行く作品があり、
その潜水艦での音をレコードにしたものが
ありましたけれど、潜水艦の操作音なんて
古いも新しいも関係ないと思われますし、
いろんなレコード録音を思いながら、
現在に通じる価値を考えていました(苦笑)

これは2017年2月20日に、当方の以前のブログに記載した記事です。