曲名を突き止められなかった「昭和のムード歌謡」のマニアック過ぎる録音

写真のソノシートは、
曲名と、アーティスト(歌手名)が、
どうしても分からなかった録音のひとつです・・・
昭和30年代〜40年代前半頃に
作られたものと思われます。
かつて、ソノシートを作っていた会社の
「工場PRのソノシート」が、
内容不明の見本盤らしき、数枚のソノシートとのセットで
売られていたのを見つけて購入しました。
興味があったのは、工場PRのソノシートだけで
他は捨ててしまうつもりでした・・・ が、
その内容不明のソノシートの1枚を
捨ててしまう前に、一応、聴いてみました。
この現物は、
黒の油性マジックで「見本」と書かれて
いるだけで、レコード番号のような
刻印のようなものはありません。
唯一「M」という手書きの刻印のみありました。
そして、通常のソノシートのように
綺麗な盤のふちではなく、ハサミで切ったような
状態になっています・・・これが、一体何を
意味しているでしょうか???

手で切り取られた状態になっています。
録音の内容は、若い男性が歌っている
明るいラテン調のムード歌謡でした。
イメージ的には、声量のある歌手というよりも、
ちょっと弱々しい?現在でいう、アイドルのような
感じの人物が歌っている印象です。
演奏のスタイルは、
一般市販レコードの有名歌手の伴奏と
変わらないほどに上質ですが、
とても古臭い感じのラテン・リズムの演奏です・・・
著作権に引っかかるといけないので、
歌詞そのものは掲載しませんが、
キーワードとして出てくる単語が特殊でした。
歌詞は3番まであり、1・2・3番の全部に
「クロンボ娘」
「そいつぁ素敵だ」
という言葉が出て来ます・・・
これが一体、何の歌なのか特定できず。
歌詞検索でも色々やってみましたが、
一致するものはありませんでした。
複数の生成AIに、文字起こしをした
歌詞全文で検索してもらっても
何も情報は出て来ませんでした(苦笑)
他の単語には、
「ダチョウに揺られて」とか、
「アイスクリームを」などがあり、
内容が飛んでて、つながりが不自然なんです。
この録音が、
実際に市販されたものなのか、
それとも未公開に終わっているのか、
情報を何も掴めなかった訳ですけれど
そうして、ここに、またひとつ・・・・と、
正体不明のムード歌謡の
録音作品も、そのまま幻へと
消えて行くのかも?と思いながら・・・
© 2026 磯崎英隆 (Hidetaka Isozaki)


