『タブウ』(I Tabu)1963年製作、イタリア
『タブウ』(I Tabu)1963年製作、イタリア映画
監督:ロモロ・マルチェリーニ
音楽:アンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ
ドキュメンタリー(記録映画)
本邦公開:昭和40年3月、カラー、スタンダード・サイズ、モノラル音声
世界の闇に忍び込み、色んな奇習をカラーで
紹介する長編記録映画です。
見てはいけない人間のタブウを扱った内容とされ、
日本の場面を含め、スウェーデン、ビルマ、タイ、インド、
アメリカ等々のショッキングな行為が紹介されて行きます・・・
音楽は、イタリアのアンジェロ・フランチェスコ・ラヴァニーノ。
一部をアルマンド・トロバヨーリが手掛けているようです。
イタリア映画『タブウ』(I Tabu)の
オリジナル・サウンドトラック・レコード(LP盤)は、
イタリアのみで当時発売されました。
このレコードは、非常に発行枚数が少なかったため、
非常に入手困難なタイトルのひとつとされています。
インドの場面で流れた音楽のみ、当方復刻CD
『ヴィンテージ・サウンドで楽しむフィルム・ミュージック
「世界の七不思議」「タブウ」&「生きる歓び」編』(EH-777)
オリジナル・サウンドトラック集
にて、収録させていただきました。
日本も含め、インドの背景場面に流れる音楽の解説は、
ライナーに掲載しておりますけれども、
そんなびっくりするような、インドの奇妙な
画面風景とは思われない程、印象的で、
美しいメロディーの演奏です!
収録はA面最後のトラックのため、演奏が終わって、
針が送り溝を移動しながら
中央の最終部分へ到達するまでが入っています。
さらに、
日本の場面で流れた音楽を当方復刻CD
『ヴィンテージ・サウンドで楽しむフィルム・ミュージック「世界の七不思議」&「タブウ」特別編』(DT-778)
にて、こちらも世界初 復刻として作らせていただきました。
映画公開当時、世界に紹介された日本のタブウは、
ヤクザの“指つめ儀式”・・・ということで、
下の写真が、その実際の映画の場面ですけれど、
この曲のタイトル本来の意味をお知りになれば、
きっと「紹介のされ方に誤解があったのでは?」と、
本当にびっくりされると思います・・・(笑)
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