終戦記念日を思う、8月15日・・・「米英撃滅」というタイトル類を見て
第二次世界大戦が終結した1945年(昭和20年)の
8月15日、日本では終戦記念日としています。
戦後生まれの私には、テレビで観たり、祖父母または
祖父母に近い年齢の人達から聞いた情報をもとに、
色々なことを想像して考えますけれど、
非常に多くの、膨大な数の犠牲になった過去の人達が
いたことを思い、将来二度と同じ過ちをするような
ことにならないようにと強く願います。
昭和50年代中頃(私は小学生)の話しですが、
夏休みには横浜の祖父母の家に行って、
斜め前の公園の入り口の所で花火をするのが楽しみでした。
ある日、近所のおばあさんに
「空襲があった後には、その辺に転がっている死体を集め、
ひでちゃん(筆者のこと)達が、いつも花火をしている場所に
死体を積み上げて、よく焼いてたんだよ・・・」
等と言われて、
「ひえーっ!!」なんて言って驚いてました。
当時もそうですが、現在もそんなこと
想像も出来ません・・・でも、そんなことが
実際にその場であったんでしょうね。
かつての日本軍国主義による失敗の遺物、
つまり証拠物件を少し手許に置いていますけれど、
写真のSP盤レコードもそのひとつです。
昭和17年9月発売。
曲名「米英撃滅」とはね・・・B面は「敵将降伏」です。
ここでの米とはアメリカ、英はイギリスのことですから、
アメリカとイギリスの撃滅を意味する歌なんか歌って、
気分がすっきりしたんでしょうかね?(苦笑)
似たようなタイトルの曲が、他にも
いくつか作られてレコード化されています。
当時の全ての人達を思うと
複雑な気分になりますが、過去に多大な犠牲者を出した
戦争というものを忘れない8月15日です。
中学生までの夏休みだと、ためてしまっている宿題が、
それそろ気になりだす頃でしたね(笑)
この記事は、当方の以前のブログに記載していたものです。