東京練馬区「ゆうき堂」レコード・サービス券
レコード屋さんで、レコードを購入した時にくれる券は、
「引換券」だけでなく「サービス券」という言い方もありました。
筆者が幼少の頃の近所にあったレコード屋さんで
くれた券も、「サービス券」という名称だった
記憶がありますが・・・どっかに残っていたような気も
するのですが、見つからず(苦笑)
この写真のサービス券は、ずいぶん昔に、
中古で買ったLPレコード・ジャケットの中に、
レコード盤と一緒に入っていました。
「ゆうき堂」レコード・サービス券
“500円 お買い上げにつき1枚差し上げます”
とのことで、券に書かれている通り、
この券を例えば12枚集めると、
店内にある500円のレコードと引き換えにもらえた訳ですね。
500円が基準になっていることを考えると、
シングル盤(ドーナツ盤)が1枚500円だった時代
であると推測されます。
筆者が近所のレコード屋に行って、小遣いで
レコードを買い始めた昭和50年代前半は、
子供向け(ポンキッキや、ピンポンパン、アニメの)レコードなら
500円で買えましたが、
ポピュラー洋楽は600円していましたので、
もうちょと前、昭和40年代後半の頃でしょうか??
まだ「消費税」なんていう悪法もない、良い時代でした。
でも、このサービス券15枚で600円というのが
ありますから、定価600円のレコードもあった訳ですよね・・・
4曲入りのコンパクト盤かも知れませんが。
・・・このサービス券が配られた時代としては、
あまりはっきりしませんが、
昭和50年代中頃よりも前であると申せるでしょう。
筆者は「ゆうき堂」に行ったことはありませんので、
どんなお店なのか知らないのですが、住所は書いてありますね。
西武池袋線 富士見台駅前 銀座通り入り口
東京都練馬区貫井3−2−8
グーグルマップ、それも今は便利な
ストリート・ビューで見てみると・・・・あぁ、
残念ながら、この番地は飲食店になっていました(悲)
レコード、楽器「ゆうき堂」は、
もう既に閉店されて、無くなっていたのでしょうね。
何か、ちょっと残念というか、寂しい気持ちになりました。
これを御覧になっている方で、
実際に買い物されたことがある方には、
懐かしい「サービス券」に思えることでしょう・・・
© 2025 磯崎英隆 (Hidetaka Isozaki)
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